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歯肉溝、歯周ポケットを知って賢く歯周炎予防

作成日:2016/07/26
更新日:2021/04/16

歯肉溝、歯周ポケットという用語はテレビなどでも聞かれるようになってきました。とはいえ、「歯肉溝、歯周ポケットとは?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。そんな歯肉溝、歯周ポケットについて解説するとともに、歯周ポケットが痛んだり出血した場合についても見ていきましょう。

歯肉溝について


歯肉溝とは、歯と歯茎の間にある溝のことを指します。 この歯肉溝は歯周病につながるプラークが溜まりやすい箇所です。 歯肉溝はどんな人の歯にもあり、人によって溝が浅い・深いといった違いがあります。
この歯肉溝の深さは健康的な歯であれば1~2ミリ程度ですが、歯周病にかかっていると溝も深くなるといわれています。例えば、歯周炎がある場合には溝も3~5ミリ程度、重度の歯周炎の場合には6ミリ以上など深くなり、歯周ポケットと呼ばれます。溝の深さが6ミリ以上になると抜歯リスクも高まってきますから、溝が浅いうちに対処しておくことが肝心なのです。

歯周ポケットと歯周病


この歯周ポケットは溝が深ければ深いほどに歯周ポケットに溜まったプラークを掃除することも難しくなります。 そのため、さらに歯周病が進行して歯が腫れたり出血しやすくなるといった悪循環があります。
そんな歯周ポケットをきれいにするために、歯医者ではルートプレーニングなどをして歯周ポケットに溜まったプラークを除去する治療が行われます。 歯がしみる、歯茎が痛い・出血するといった場合には、歯周病が進行して歯周ポケットも深くなっていることも考えられるため、早めに歯医者に行って診てもらうようにすると良いかもしれません。
この歯周ポケットは歯医者で測ってもらうこともできます。歯医者ではポケット探針と呼ばれる特殊な器具を用いて長さを測りますが、歯周ポケットの深さは同じ歯でも場所によって異なることがあるので、深さを測る際には歯1本につき数カ所の深さを測ることが通常です。

歯周ポケットをケアするためには


このような歯周ポケットをケアするためには、まずはフロッシングをしっかりすることが大事です。 また、歯周ポケットの洗浄にはリステリン®といったマウスウォッシュを利用することもおすすめです。
定期的に歯科医院に行って歯周病検診をしてもらい、しっかりと歯周ポケットのケアができているかどうか確認してもらうのも良いかもしれませんね。

執筆者:ブランドチーム