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インタビュー - 米本真実子先生

CLINIC INTERVIEW

2017.06.05

赤坂歯科クリニック(東京都港区)にて、矯正歯科をご担当されている米本真実子先生に、予防と矯正治療についてお伺いいたしました。

どのような患者さまが矯正治療を始められていますか。

子供から大人まで幅広く診ている中で、若干女性が多いのですが、男性も20代~40代の方を中心に多数いらっしゃいます。最近増えているのは、仕事が順調になりだしやっと自分自身に目を向けられるようになった方、また子育て世代は記念写真を撮る機会が増え、他の家族と比較される機会が増えることをキッカケに矯正治療をしようと思われる方がいらっしゃるようです。

当院は、一般治療もしているので、始めは一般治療をされる為に来院される方がほとんどです。その時にドクターや歯科衛生士から歯並びのことを指摘することもあり、一度カウンセリングをという流れの患者さまがいらっしゃいます。毎日お顔は鏡で見ているはずなので、ご自身の歯並びが悪いと感じていない患者さまもいらっしゃいますが、ご自身の歯を模型で見られると驚かれ、“絶対に矯正治療をする!”という意識が芽生えるようです。

またスタッフ教育の中で矯正とはどういうものか、という話も積極的にしています。実は現在、当院の助手が全員、矯正治療をしています。そのことで患者さまに実体験も話せますし、どの様な治療なのかをリアルに患者さまに見ていただける環境にあります。

30代から矯正治療を始められる患者さまは、自分で決めて、ご自身のお金で治療なさる為、意志が強い方が多いと感じます。

最近の矯正治療の傾向や、治療で困っていることはありますか。

ブラケットのゴムをカラーゴムにするのが流行りの傾向にあります。特に外国の方はクリスマス等のイベント時に合わせたカラフルな色にゴムを変える方もいらっしゃいます。矯正していることでご自身のステータスを伝えるアイテムとなっています。とはいえ、日本人では極力目立たない仕様のリクエストが多いですね。

治療に関しては、ワイヤー矯正がどんな症例でも第一選択です。咬合の問題や移動距離、意図したところに歯を動かしたい場合はワイヤー矯正のほうが正確かつ早いからです。昨今は白いブラケット及び白のワイヤーもあります。ブラケットの性能は問題がないかと思いますが、白いワイヤーは通常のワイヤーよりも動きが若干悪くなると私は感じます。誰しもが1日も早く綺麗になって矯正治療を終えたいと思っていらっしゃいますので、私も患者さまのご希望に添えるよう努力しております。

また、マウスピース矯正も性能がかなりよくなってきていますので、患者さまの症例・ニーズによって治療方針を最終的に決めています。

矯正治療をしていくと患者さまとは何年ものお付き合いになります。特に、お子様の場合、小さな頃から反抗期の期間も一緒に過ごし、必然として付き合いが長くなります。その成長を見ていけることに楽しみを感じています。大学、就職、結婚等の嬉しい報告も聞けます。また治療が終わった後に笑顔で大きな口をあけた写真を送ってくださる患者さまもいらっしゃって、とても喜ばしい限りです。ただ、矯正治療中はカリエスのリスクも高くなります。折角、何年もがんばって綺麗にしたところに、カリエスで補綴物をいれないといけないとなると悲しくなってしまいます。患者さまとしても痛いのを我慢して頑張っている中でカリエスになることは希望していません。特にワイヤー矯正は歯ブラシで頑張ってもなかなかいき届かない部分がでてきてしまいます。

矯正治療は通常の生活より我慢や制限が多くなりますので、食べ物に関しては極力制限しないようにしています。また、『絶対に毎食後歯ブラシをしてください』というのも実生活では無理があるでしょう。大人は強い意志もありますので歯磨きを頑張っていただけますが、子どもの場合は、子供の意志でというよりは親の願いでさせられている感があり、歯磨きをしっかりしていただくのは難しいところです。また、ブラケットの矯正ならまだしもマウスピース矯正されていると、装着したまま飲み物を飲みマウスピースの中に飲み物が入り、歯を長時間浸け込んだ状態にしてしまいます。そこで私は洗口液を推奨します。歯ブラシの届かないところ、叢生・ワイヤー下も液体なら行き届くので口腔内細菌を減らしカリエスのリスクを軽減すことができると考えています。方法としては、歯磨き前か後・日中・眠る前にと伝えています。歯磨きをして洗口することをお話しますが、“歯磨きが出来ない時には洗口だけでもするように”とお話をします。

先生は以前よりリステリン®ををご使用していただいているとお伺いしています。
リステリン®を使用しようと決められた理由を教えてください。

以前から院内、プライベートでもリステリン®のフレッシュミントを使用していました。学会での展示でリステリン®のディスペンサーを紹介いただき当院の洗面所にも設置し、患者さまに自由にご使用いただいています。リステリン®は、沢山のエビデンスがあり安全性・有効性が証明されていますので患者さまに説明がしやすいからです。

患者さまにとっては、すべての洗口液は効果が同じと思っていますので選ぶ理由としては味やメディアからの情報が判断材料かと思いますので、私たち歯科医療従事者から効果のある洗口液を勧めてあげたほうが良いと考えます。患者さまにホームケア用としてリステリン®のサンプルをお渡しし、積極的に洗口液の使用を紹介しますと、引き続き購入し、使用してくれているようです。その際に、効果的な方法や着色の有無等聞かれますが、エビデンスに基づき説明しますと、患者さまも容易にご理解いただけるようです。とくに矯正をしているとセルフケアでは限界がありますが、歯ブラシ・タフト歯ブラシ・フロスと洗口液のアイテムを活用しリスクを軽減するように指導しています。

結果として、綺麗な歯並びになっていただけて喜ばれること、良い物を提供できることが自分の喜びにもなります。

最後に若手の歯科医師・歯科衛生士にメッセージをお願いします。

歯科医師・歯科衛生士とは特別な専門職であり、人の口腔や健康、生活の質をより良くできる素晴らしい仕事ですので、日々研鑽を積み自分自身をアップグレードし、誇りを持って仕事をしてほしいです。ただただ仕事をこなすのではなく、5年・10年先にどんな自分になっていたいか、大きな目標を持ってほしいのです。例えば、『何年後には開業したい』『独立したい』『こんな歯科医師になりたい』という目標で良いかと思います。

特に矯正歯科は、専門職ですので卒業してからが試練となり、日々の努力が大切です。

自分で目標を持ってしていただくことで成長のスピードも変わってきます。成長すると、仕事も楽しくなり、その人にとってさらに人生が面白くなると思いますので、夢や希望を持って仕事をしてくれればと思います。


米本先生、ありがとうございました!

米本 真実子先生

プロフィール
日本矯正歯科学会会員
東京矯正歯科学会会員
インビザライン認定医
ASOアライナー認定医
日本アンチエイジング学会認定医
UCLA Advanced
Orthodontic Course 修了

赤坂歯科クリニック

〒105-0000
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