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口腔乾燥症

口腔乾燥症の唾液流量への影響と口腔粘膜刺激の可能性

目的
口腔乾燥症の患者を対象に、リステリン®による口腔粘膜への刺激および乾燥の可能性を評価した。本試験は、リステリン®を1日3回使用した場合の臨床試験を実施した。
方法(過剰使用による二重盲検試験)
初診時に軟組織検査を受けた後、条件に適合した口腔乾燥症の女性被験者19例(平均年齢61歳)を、リステリン®でまたは対照洗口液(5%水性アルコール溶液)のいずれかに無作為に割り付けた。被験者は、その後14日間にわたり、非監督下で20mL1日3回30秒間の洗口を行った(推奨1日用量の1.5倍)試験初日の初回洗口の5分後および最終日の最終洗口の5分後に、唾液流量を測定し軟組織検査を受けた。1週間の中断した後、被験者はもう一方の洗口液に切り替え、2週間にわたって検査と洗口を繰り返した。
結果
7日目の検査で、リステリン®を使用した被験者2例のみが、試験洗口液に起因する軽度の口腔粘膜異常を来したが14日目(最終日)の検査では、両被験者は正常であった。唾液分泌量の評価では、洗口前後または比較対照群間において、唾液分泌量に統計的有意差はなかった。
口腔乾燥患者に対し、リステリン®を1日3回使用した場合、口腔乾燥は全く認められず、またアルコール含有の低い対照洗口液と比較して、口腔粘膜に対する刺激にも臨床的有意差は認められなかった。
唾液の平均流速(mL/min)

重症の口腔乾燥症の患者を対象とした本試験の結果、リステリン®は口腔粘膜刺激の可能性が最小限であり、唾液流量への影響もなかった事から、これらの患者に対しても安全に推奨することができると思われる。

参考:Fischman SL,Aguirre A,Charles CH.Use of essential oil‐containing mouthrinses by xerostomic individuals:determination of potential for oral mucosal irritation.Am J Dent.2004;17:23‐26.