1日2回、毎日歯磨きしているのに、
現在、20歳以上の約80%が歯周病、75歳以上の約40%に歯がない※など、ほとんどの成人がお口のトラブルを抱えています。
また、歯周病は放置したままにしておくと、全身の健康被害(糖尿病、心臓病、脳梗塞)を悪化させる可能性もあります。
※ 厚生労働省17年歯科疾患実態調査 N = 4345
歯周病はバイオフィルムによって起こる感染症ですが、痛みの信号がほとんどない病気で、気づいた時にはうっかり手遅れなんてこともあります。
また、細菌因子(バイオフィルム)の他にも、環境因子(生活習慣)、生体因子(個人の体質)の3つが重なって発生します。
歯周病の症状と進み方は、以下の図の通りです。

歯肉炎
歯ぐきが赤く、ブヨブヨになって腫れていきます。出血が見られることもあります。きちんとバイオフィルムを除去すればほとんどの歯肉炎は治ります。
初期の歯周炎
歯周ポケットができ、歯を支える骨も破壊されます。歯肉が腫れていきます。
中期の歯周炎
歯を支える骨が破壊され、少し動くようになります。 出血が見られるだけでなく、白血球がバイオフィルムと戦って死んでしまった結果である膿も出ます。そのため口臭もひどくなります。
重症の歯周炎
歯を支える骨がほとんどなく、ぐらぐらになって噛めなくなります。 口臭もひどく、歯周ポケットのバイオフィルムは歯ぐきの細胞を通り抜け、血流に入り込むようになります。
歯肉炎になって、何も治療をしないでほおっておくと、歯ぐきの炎症がすすみ、歯周炎へ発展。ひどいものになると、歯が抜け落ちたりすることもあります。

